オーガニック　たま屋-2015年マリー・ローランサン、ホノルル美術館

無添加、遺伝子組み換えなし、放射能検査済、自然栽培・無農薬・有機栽培、を揃えています。

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マリー・ローランサン　2015.6/20～8/23

マリー・ローランサン展が、浜松市美術館にて8月23日（日）まで開催されています。
先日、学校の美術クラブの学生達と見に行ってきました。

20代前半に、当時隆盛していた美術運動キュビズムの活動の後、エコール・ド・パリに転向し、その後現在の淡いパステル画のスタイルに近づく画風に変わっていきました。
60代に入ってからの作品は、愛らしくやさしさのある絵で、晩年の時代の絵が私は一番好きです。

作家の送った時代が読み取れる作品展示がされていますので、ローランサンについて知識のない人でも理解ができます。
年を取ることが怖かったのですが、ローランサンの作品を見て、年を重ねることは制作者としてよいことが感じられて元気になりました。

1953年（70歳）

マリー・ローランサン（1883-1956、フランス）
20世紀前半に活動したフランスの女性画家・彫刻家。晩年は両性愛者となる。
1907年（24歳）
キュビズム（ブラック、ピカソ、フアン・グリスなどの抽象表現）の影響を受ける。
1912年（29歳）
キュビズムをやめエコール・ド・パリ（モディリアーニ、アンリ・ルソー、マルク・シャガール、モーリス・ユトリロ）の方向性で有名となる。
1920年（37歳）
現在のパステル調の明るい独特のスタイルで有名となる。
同年代のファッションデザイナーココ・シャネルに肖像画の依頼を受けるが、
ココは気に入らずローランサンに絵を返却した。
1939年（56歳）
第二次世界大戦中（1939-1945）、ドイツ軍に自宅を摂られるなどの不幸がありながらも制作を続ける。
1956年
パリにて心臓発作で、72歳で亡くなる。
1983-2011年
長野県茅野市（ちのし）にて、マリー・ローランサン美術館が営業されていた。

ホノルル美術館

2015年2月
2月にホノルル美術館を鑑賞してきました。
ホノルルでは、雨の日は珍しいそうですが、この日は雨でした。
住宅街の中に美術館がありましたが、一般家庭の樹木は椰子科が多い所がハワイらしかったです。
（美術館の裏に土・日曜日のみ停められる駐車場がありました。）

20年以上前に訪問したときは、現代美術作品であるジャンクアートが揃っている印象がありましたが、今回訪問したときは、ハワイ出身のアーティストの作品が目立ちました。
以前はこれほどハワイ出身のアーティストの作品の取り揃えがなかった記憶があります。
美術館は所蔵作品を毎回全部展示しているわけではないので、以前から所蔵していたのだと思います。

ハワイのアーティスト

絵の題材にハワイらしさがあり、抽象作品においても常夏ならではの独特な表現が伝わってきました。

現代美術作品、20世紀美術

リキテンシュタイン（リキテンスタイン）

ジョージ・シーガル

ベーコン

オキーフ

キリコ

キュビズム　

ピカソ

ブラック

18世紀～近代の作品

ゴッホ

現代美術についての授業を行っていた様子でした。

美術館の中庭が素敵でしたが、雨が降っていたため中庭で時間を過ごさなかったため写真を撮るのを忘れていました。

アメリカの美術館は日本の美術館と違ってとても開放的です。

ほとんどの美術館では写真撮影が自由ですし、よっぽど非常識な行為をしなければ注意されることはありません。
以前都内の美術館にモジリアーニを見に行ったときに、シャープでメモ書きをしていたら「シャープはつかえません、鉛筆ならよいです」と言って手渡されたときはびっくりしました。
理由を聞くと、鋭利なものであるから、とのこと。
国内はそんな感じで、注意されることの理由がわかるような？わからないような、そんなことが多いのです。
公立・私立・企業・個人の美術館や博物館によって大きな違いがなく、どこもなんとなく同じカラーです。
現代美術館となると少し違いがあり、欧米の美術館のスタイルを模倣しています。

美術館を訪ねる度に、自分自身が芸術に対して常に成長していることを感じるときが一番うれしいです。
アートはお金に繋がらない世界なのですが、私にとっては一生のライフワーク。
常にアートに関わり心豊かに芸術への教養を重ねていきたいな、と思うのです。

ちなみに店主の卒論は「なぜ日本人は美術館に行く習慣がないのか」でした。
未だにこの研究は継続中です。
美術館・博物館の研究職員として働くための学芸員の資格を持っていますが、美術館と資格者の数字が比例していない職業ですので使うことがなさそうです。
もし美術館・博物館を建てる予定の方がおりましたら、学芸員が必要となりますので是非雇ってください。

ホノルル美術館
所在地： 900 S Beretania St, Honolulu, HI 96814
電話： +1 808-532-8700

入館料
18歳以上：10ドル
4歳～ 17歳：5ドル
3歳以下、ホノルル美術館メンバー：無料
※毎月第三日曜日（午前11時 - 午後5時）と毎月第一水曜日は入館無料

開館時間
火曜日～土曜日：午前10時から午後4時半
日曜日：午後1時から午後5時
休館日：毎週月曜日、元旦、アメリカ独立記念日、感謝祭、クリスマス

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今回は、4泊6日で結婚20周年の記念で訪問してきました。
ホノルルは、オーガニックの大型スーパーがありますので、食べ物の心配をしないでこれからも気軽に行けそうです。

今回の旅行でデルタのマイルが、NY往復分になりましたので、次回はNYへオーガニックの取材に行けそうです。

私のホノルルのイメージは、女優のベット・ミドラーとジュリアン・レノン。
常夏の太陽のように明るい笑顔のベット・ミドラーは、ホノルル出身。
ジュリアン・レノンは、彼のファーストアルバム「ヴァロッテ」がヒットしていた時にハワイに行ったためです。
ハワイ滞在中によく聞いていたため、ハワイのイメージになってしまいました。

また、アメリカのドラマ「ニキータ」の主演女優マギー・Qもホノルル出身とのことで、彼女もまたホノルルのイメージとなりました。
マギー・Qは、かっこよすぎ！で気になります～