無添加、遺伝子組み換えなし、放射能検査済、自然栽培・無農薬・有機栽培、を揃えています。 

オーガニックのコットンやスキンケアも揃う自然食品の専門店です。

鍋・電化製品・浄水器等は常時10%~15%割引、森修焼は常時10%割引。

 

店舗では、お得なオーガニック商品を多彩に取り揃えています。

 

●送料は、税込¥18,000以上は送料無料。

関東・信越・東海・関西・北陸地方/¥1,160、四国・九州・北東北/¥1,400、中国・南東北/¥1,280、北海道本土/¥1,760、沖縄、全国の離島(ゆうパック)¥1,800 代引不可。 ※沖縄・北海道・離島は120サイズ以上は、別料金550円がかかります。

 

●銀行・郵便振込(先払い、振込料お客様)か、佐川急便代引(代引料10万円以内一律¥330)で支払いができます。カード払いは扱っていません。

 

 

 

脳の反応
 
 
 
 化学物質過敏症(以下CS)になると、できる仕事、過ごせる環境が限られてきます。私は他にやりたい仕事や活動したいことがありますが、CSのためできないので諦めています。しかしCSのため仕事がなくて困っている人や職場環境の問題でフルタイムで働けない、という人が周りにいます。自営業のため職場環境を調整することができるため、フルタイムで働けることは恵まれています。

 CSの課題は多く、知りたいことが次から次へとでてきます。いつもより時間があったため、読みかけの本を読むことができました。ずっと探していた答えの一つがちょうど書かれていました。それらしいCSの文献を読んでも見つからなかったことなので、1つ課題が解決しました。
 2021年12月にアレルギーの研究誌にCSが特集になっていたので買いましたが、探していたことについての研究内容はありませんでした。CS研究内容の文献は持っていると、疑問がでてきたときに参考になりますので、今後何かの時に助けられるかもしれません。

 CSが重症化・難治化すると心療内科の病気に移行することがあるのか、CSは心療内科とは無関係か、という長年の疑問があります。

 原因が化学物質で脳に影響を与えている、ということは確かですが、CSは現代病(環境病)であり心療内科とは違うと長年考えています。CSに限らず誰でも複数の病気がありますが、CS症状が精神疾患の症状に似ていることから、一部の精神疾患の人がCSと自己診断している人がいるようです。
 そのような経験から、浜松CSの会では会員になる条件として医師にCSと診断された人にしました。会員になっても会費はありませんので、会報誌を送る情報を投げることもなし。このブログを自主的に読んでもらいcommentsを書いてもらうことをすすめています。お店に通われている方は個人が無理なくできることで、小さなCS活動を自主的にされています。新しく知り合った人や知人友人にCSを知ってもらうように伝えるとか、それらが小さな活動の一例です。

 お店はオーガニック専門店ですので、CSに必要な食品と生活用品はほとんど揃います。さらに地元のみですがCS住宅とリフォームについては、設計企画会社が良心的に行ってくれています。これらが浜松CSの会にとり、よい関わり合いとなっています。
 
 本題に戻りますが「CSが重症化・難治化すると心療内科の病気に移行することがあるのか、CSは心療内科とは無関係か」

この答えに近い4つの記述が、
1.話の流れに一貫性があり、コミュニケーションがとれる。→精神疾患ではない。
2.被害妄想的言動が多い→精神疾患である。
3.CS症状が悪化すると、元々ある精神疾患も悪化する→併発している。
4.2014年に脳内に神経炎症が起こっていることが証明された症状が、中枢過敏症(ちゅうすうかびんしょう)→CS・線維筋痛症・慢性疲労症候群・うつ病・不安障害
参考:水城まさみ・小倉英郎・乳井美和子・宮田幹夫(監修)『化学物質過敏症対策』

ということは、CSを発症した人が精神疾患もある可能性を考えると
1.CSのみ(精神疾患ではない)
2.CSではなく、実は精神疾患の人もいる
3.CSと精神疾患の両方の人もいる
4.CSは中枢過敏症の概念も出てきているので「脳機能に影響を与える病気」であり、心療内科とも関わる研究結果がある。

 結論としては、CSは心療内科に関わることが一部ある、ようです。

 私の場合は動けないような時でも、解毒の薬は一切使わずに改善しています。人が生きていくのに100年前まで普通であった、自然に近い食生活と環境に変えて改善しているので、シンプルながら根本的なことを変えていく方法がベストだと思うのです。

長年CS症状のある人とのおつきあいの中で、よくある症状として
●不眠。自然に近いもので自宅をリフォームしていても、現代の生活には必ず微量な化学物質があるため(家電製品や生活用品にはプラスチックが必ず使われている)反応する、家族が外から運んできた化学物質の刺激や屋外の環境の反応等により熟睡できない。
●便秘、下痢、頭痛、吐き気、めまい、筋肉痛、皮膚炎などの症状。
●パニック症状。臨機応変ができない、今ある不安をすぐに取り除けるのであれば人に迷惑をかけてでもやりたい、等。
●倦怠感が強く、活動ができない。
●重症時、記憶力の低下。服を着る、調理の順番、短期記憶ができない、等の日常習慣が困難になる。
●重症時、同じ話を繰り返す。話したことを忘れる。
●喉や口内の違和感。喉の痛み、口の中が不味い、飲食したときに舌のしびれが起こるなど。
●ウツ状態。様々な意欲の低下、ネガティブな状態が多い、悲観的。
●怒りの感情が多い。何もかも、起こること全てに怒りを持つ。
●将来の不安。考えても仕方のないことに執着する、など。
●優柔不断。物事が決められない、どうどう巡りをして疲労困ぱいする。
●ほんの少しの勇気やエネルギーがでないため、簡単な用事が溜まっていく。大事な用事については恐怖になる。

 CSの診断を受けていない人(自称CS)に比較的多いのですが「心療内科に近い」症状の方がいます。「心療内科に近い」という判断は、友人で統合失調症とうつ病がいるためその経験から感じていることです。重症者特有の症状なのか、判断がつかない下記の状態の人はCS活動で協力してもらっている団体にも迷惑がかかるため、注意しています。

CSの症状ではない、可能性があること
●嘘が多い。家庭崩壊しているなど家族と軋轢があるのに関わらず「家族が理解をしている」等の嘘を伝える。
●他人の好意がわからない。CSのための様々な手間のかかる手配や準備をしても、その行為に対して非難をする、など。
●シックハウスだと言うが、現場に行くとシックハウスではない。廃棄作業の業者が自宅に20分滞在したため、壁にニオイがついたので取り除かなくてはならないとリフォーム工事を行う等。
●お金を支払わない。立て替えたお金を返さない、契約した内容の理解ができない、等。
●誹謗中傷。突然ヒステリックになり、相手を攻撃する。関係者にも連絡して誹謗中傷を伝えて周りの関係を壊す。
●自己中心。相手にとり迷惑行為であることがわからない、自分の要望だけを投げてくる。要望を受け取らないと攻撃する等。
●自称CS、医師の診断を受けていないがCSに間違いはないと強く断言する。長年別の持病の薬を飲んでいるが、その薬が効いているという。(長期の投薬はCSを悪化させることがある)
 
 また、長年の間違った自己流CS治療でCSを悪化させている人が、急に電話をかけてくることがあります。以前はお店まで来られたのですが、今は寝たきりで心の状態が悪化しています。悪化される方の多くが心も悪くなられるので、重症になる前にCSは早く改善することが大切だと思います。
 
2022.3.23.

 
 衣類の収納
 

 化学物質過敏症(以下CS)でなくても、衣類収納は有害な化学物質でないものを使った方がよいです。CSにすすめられる衣類の収納は、無垢材等の安全な植物の家具、桐やヒノキの収納入れになります。木の種類によりニオイがありますの、個人差で選ぶとよいです。私の場合は、桐の収納入れを使っています。桐の収納入れは2週間から1ケ月ベランダに置いてニオイが少なくなってから、ケースの下に無漂白クラフト紙を敷いています。半年ほどは、衣類を無漂白の紙で包んで収納していました。

 無漂白のクラフト紙は手に入りやすいものですので、ネットで簡単に見つかります。私の場合は、仕事がオーガニック専門店のため、取引先が送ってくる荷物の詰め物や包み紙は全て無漂白の紙です。それらを保管して再利用しています。

     ネット検索方法:未晒(みざらし:無漂白の意味)クラフト紙、無漂白クラフト紙

 無漂白クラフト紙による衣類カバーは探してもないので、ロールクラフト紙を買って自分で衣類カバーを作っています。ちょっとした時間があれば簡単に作れます。今はポリ袋の衣類カバーを使っていますが、手作り無漂白クラフト紙衣類カバーが少しずつですが増えてきました。ポリ袋は透明でわかりやすいので、短時間の収納に日々使っています。
 少しずつですが収納には無漂白の紙で包む、荷物をまとめるときもポリ袋ではなく風呂敷を使う、等に変えています。
 布団は大物で、収納する場所がないので圧縮袋を使っています。夏と冬の2種類を使っているので、袋に入れている期間はそれぞれ約半年位です。圧縮袋を私は使えますが、材質が不安であれば無漂白の紙(クラフト紙など)で布団をつつんでから圧縮袋を使ったらどうでしょうか。
 かさばる布団以外の、タオルケットや敷カバーや綿毛布は無漂白の紙で包み、木製の押し入れや木製の収納ケースに入れています。圧縮袋の材質は、ナイロン・ポリエチレン・ポリプロピレン(PP)・ポリエチレンです。
 多くの人が使っているポリプロピレン(PP)の衣装ケースは、CSの人はやめた方がよいです。CSでなくてもアレルギー体質の方にはすすめられません。圧縮袋と比較してもわかりますが、使用されている容量が多くなることは、家の中の化学物質が多くなるからです。なるべく生活空間にプラスチックの材質の生活用品は使わないことが理想ですが、現在の家庭生活で100%にもっていくことは不可能です。現代の生活習慣と関わらずに、原始的な生活を送ればできますけれど。
 家電製品・パソコン・ガラス瓶の取手やフタ、あらゆるものにプラスチックは使われています。ほとんどの生活用品にプラスチックが使われているので避けようがありませんが、私の場合は代わりに自然素材のものがあればそちらを選択しています。プラスチック製品に自分の肌に触れる衣類に密着するときは無漂白の紙で接触を防ぐ習慣があります。プラスチック製品に長時間食品が触れる時は瓶に入れ替えをしています。消費が早いものはそのままです。
 この習慣がついたのは、長年の生活の中で「化学物質とは何か、そして化学物質がいかに有害であるか」という知識が増えてきたことによりできるようになったことです。日常生活にどのような化学物質あり、それらの日常品にどれだけの有害性があるのかがわからなければ、生活空間を変える機会がないまま使い続けて体調不良が続くことでしょう。
 CSであることがわかったばかりの頃は、まだポリプロピレン(PP)の衣装ケースを使っていました。
CSの敵である化学物質がわかるようになってから、身の回りにあるプラスチックの生活用品を徐々に処分するようになりました。何度も案内させてもらっていますが、古い本ですがわかりやすい環境ジャーナリストの井田徹治さんの『有害化学物質の話』をおすすめします。現代家庭生活で必要な知識が詰まっています。毎日の生活にある化学物質がなぜ危険かがわかり、CSはどのような生活用品を使っていけばよいのかが、わかります。お店では2冊おいてあるほど、CSの人にとりバイブルにあたる内容の本です。
 プラスチック製品がなぜよくないのか?それは、圧縮袋や衣装ケースに使われているプラスチック製品の原料であるナイロン・ポリエチレン・ポリプロピレン(PP)・ポリエチレンには、いろいろな機能を持たせるためにさまざまな化学物質が加えられているからです。臭素系の難燃剤、加工しやすくするために加えられる可塑剤のフタル酸エステル。これらは人体や生態系への悪影響があり、私たち人間を含めた生物の本来のホルモン作用をかく乱する物質「環境ホルモン」の作用が問題とされる物質も含まれます。
 電化製品やパソコンやパソコンマウスやケーブル等を長年使っていて、プラ製品がベトベトしてくることがあります。それは加水分解という化学反応で、プラ製品の表面をコーティングしている化学物質や可塑剤が溶け出しているのです。
 たとえば、食品や衣類の梱包や収納に使うプラ製品・床材などの建材・レインコートなどがベタベタしてきた時。それは可塑剤のフタル酸エステルです。幼児向けのプラ製品でフタル酸エステルは禁止(日本と欧米)されているのですから、有害性の想像ができます。
 プラ製品の文房具用品、バッグやおもちゃがベタベタしてきた時。それにはポリ塩化ビニルの可塑剤が添加されているからです。
 このベタベタは、エタノールやアルコールで拭きとることができますが、このような化学変化が起きた後は表面の材質が変わってきますし、詳しい有害性は解らないので私は廃棄しています。
 もちろん、食品に触れるプラ製品や赤ちゃんの哺乳瓶等のプラ製品にも可塑剤が溶け出してカラダに入ることが研究でわかっているのですから、怖い事です。

     ぼんやりと生きていると、毎日生活空間の中で有害化学物質を吸い込むことになるのですから、目を覚まして「化学物質」について自身で学んでほしい事です。自身が賢いジャーナリストにならなければ、CSもそうでない人も健康で生活することができない時代に突入しています。

参考:井田徹治『有害化学物質の話』P84~85他

 

圧縮袋
材質:ナイロン・ポリエチレン、バルブ:ポリプロピレン・ポリエチレン・シリコーン樹脂、スライダー:ポリプロピレン

衣装ケース
材質:ポリプロピレン(PP)・スチロール樹脂

 

2022.5.11. 


 

 
 
  
 
 
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