オーガニック　たま屋-●症状の個人差　●ハムスター

無添加、遺伝子組み換えなし、放射能検査済、自然栽培・無農薬・有機栽培、を揃えています。

オーガニックのコットンやスキンケアも揃う自然食品の専門店です。

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店舗では、お得なオーガニック商品を多彩に取り揃えています。

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症状の個人差

　化学物質過敏症（以下CS）についてのドキュメンタリーや短い情報番組等がテレビで放映されるようになりました。
CS生活者の一部の人に起こるパニック状態の場面を流されたのを見た時は、報道の怖さを感じました。この状態の時のことを「ヘラヘラな状態」とCS同志で表現されることが多いです。
　またCSが悪化している人で間違った判断で生活されている状況の映像もありました。

　改善した人の明るい画像は少なく、CSについてネガティブなイメージが広がっている印象を受けます。
　映像は一番影響力が大きく、報道で取り上げられることにより制作者の一部間違った見解も出てきます。これらの報道を見ていると、CSであることを隠したくなるのは私だけでしょうか。

　私は2020年にTVの報道番組で「CSとは何か」を伝える10分間番組に5分間出ました。CSを診ている医師にテレビの中でコメントを出してもらっているので、大きなCSの誤解はありませんでした。
　自宅取材が主の内容で、どのようなことに気をつけて生活をしているかの取材でした。本や日用品の化学物質を飛ばすための物干しにお札（マイクロカプセルの臭い）も干していますが、目立ちすぎるため一度も盗まれたことはありません。そのよう内容で、一般の人から驚きと笑いを得る映像にまとめられてよい報道だったと思います。

　またCSについて個人の経験から出した軽い内容の本や漫画は、CS症状の個人差によることから一方向に偏っていることがあります。それらにCSの家族が触れた時に恐怖を感じるようです、CS診断されている私も違和感を持つ内容が表現されています。
　CS症状は個人差があるとはいえ、誰でもCS以外の病気を持っているので、表現されていることは別の病気の症状の内容である可能性があります。
　それより、CSの医師や研究者の出している本の方が医学的に納得できるように思います。本を読むことが苦手な人にはこれらの本は敬遠されていて意外に読まれていないことには驚きます。
　私はCSの症状で不安になった時は文庫本サイズで便利な『化学物質過敏症』を開きます。疑問や不安になる度に確認している本です。20年前の本ですが、CS症状は変わっていないし医学的な説明があるので再確認すると安心できるため、辞書のように開いています。自己流で改善していかなくてはならない症状ですから、CSと診断されたらベースの知識として持っているべきだと私は思います。
『化学物質過敏症』柳沢幸雄、石川哲、宮田幹夫

　またCSが悪化してパニック状態の人と関わっていると、CSは心療内科の病気だと誤診されてもおかしくないと思いますし、ＣＳなんて病気ないかもしれない、と不安になる時があります。
　CS専門医がこれらの状態になることがある、と文献等で認めていることを知っているので関わることができます。
　私自身もＣＳ状態が良くなかった時に、パニック状態・ヒステリック・落ち込み・怒りが抑えられない、そのような経験がありました。現在はそのような症状は出なくなり穏やかな精神状態ですので、改善していると判断しています。
　しかし油断して急激に化学物質（ホームセンター等で）を吸収すると、私の場合は頭痛・嘔吐・倦怠感の症状が出ます。わずか2時間の化学物質の吸収で2日間ほどＣＳ症状が消えません。
　CS改善してから出なくなった2つの症状に「呼吸困難と便秘」があります。胸の苦しさ重さや呼吸困難の症状は多くのＣＳの人があるようで、咳喘息の誤診が多いようです。
　腸環境が悪いのは全ての病気の人にあります、私の場合は婦人病の持病もあり40年以上便秘の記憶があります。10年以上前から食生活を徹底して変えてからは腸環境がよくなり、別の臓器に変わったのではないかと思うほどよくなりました。

　CS医師が少ないため診察を受けていない人が多く、自称CSの人達は自己診断で自己流の治療をしています。
　CS診断を受けた人でも、病院に通って治療する病気ではないため同じく自己流の治療をしています。
　症状が停滞しているか、悪化しているかのどちらかの方が目立ちます。このような方で改善して元の生活に戻れた、という人は私の出会った中ではほとんどいません。

　環境と食の汚染の原因は化学物質ですから、まずは化学物質とは何かを知ることが大切です。
　環境と食の汚染の実態を知らなければ、自分の生活する環境と食を変えなくてはならない理由がわらないからです。
　できる範囲で一部分しか変えない人が多いのですが、両方を徹底して変えていかないと結果は出ません。
　さらに筋力を落とさない適度な運動を続けることは基本中の基本です。

　店頭や配送でお付き合いしているCSの方で、徹底する方向に動いている人はCS勉強に熱心な人が多く、そのような方は改善のスピードが早いです。私が伝えている改善方法を理解した人は、自分で安全な環境と食を揃えることができるようになっていきます。
　最近、改善した人が増えてきたので、改善した人が自身のできる方法で伝える活動をして広げてくれるとよい、と考えています。私のようにオーガニックショップを開く、ＳＮＳで伝える、またはCSの会を作る、環境活動団体に入る等、です。
改善されてもCSが働くことができる会社はなさそうですので、たま屋で働くか、または自分が労働できる場所を自分で作ることになります。
　しかし改善した人が基の生活に戻りそのまま静かに暮らすことを選択するかもしれませんので、その後はわかりません。

　CSのブログ記事を書いている時、販売店という現場で独自の情報収集もしますが、裏付けや実証のためには本を参考にしています。CS専門書が少ないため、医師や化学物質の研究者の学術論文も参考にする時もあります。
　ＣＳブログ記事は、CS問題がなくならない限りは続けますので自身のCS改善の参考にしてもらえると幸いです。

　ブログに書けないＣＳに関わる情報が、実はたくさんあります。
　大手メーカーや大企業が起こしている食品と環境の汚染の問題です。
　これらについては、店頭や食品・生活用品の配送をしているＣＳの方から受けた質問の時に、必要のある度に会話やメールでお伝えしています。
　巨大有名メーカーには大きな力がありますので、メディアを通して良いイメージを広げていますが、それはビジネスであり、私たちの生活や環境にとっては良くないことが多いのです。
　それらの犠牲になっているのがＣＳという症状ですから、深刻です。正に大企業にとっては不都合な真実です。

ハムスター

化学物質過敏症（以下CS）のお客様のご家族が長年ハムスターを飼われています。
家がシックハウスで、エサはペレットだけを与えていた時は1年～1年半で亡くなられていました。
亡くなられるときにはいつも体に腫瘍ができていて、苦しそうな死に顔だったそうです。
しかし、自宅をCSリフォームしてエサを一部安全なものに変えてから飼ったハムスターは2年と半年生きられたとのこと。
死に顔も幸せそうな笑い顔で、お布団の中で眠っているようで、大往生です。
今までで一番長生きされたこのハムスターは、飲み水をたま屋でロングランの龍泉洞の水を飲まれ、エサは無添加のペレットとたま屋のオーガニックひまわりのタネを食べられていました。
お話によると無添加のペレットは仕方なく食べていたそうで、お水は美味しそうによく飲んでいたようです。

次回のハムスターは、エサを全部オーガニックに変えて元気で幸せな体と心で生活をしてもらいたいとお話している所です。
ハムスターはペットショップでペレットをすすめられるそうですね。
しかし、ハムスターのエサを調べましたら人間が食べている野菜やナッツ類と共通するので、調味料なしであれば日々食べている安全なオーガニック食材を取り分ければよいのです。

ハムスターについては、CSと同じで化学物質に弱い動物ということがわかり親近感を持ちました。
ハムスターを飼われている方はCSを発症された3年前に、たま屋に来られるようになりました。
その後は、シックハウスだった自宅をリフォームして食事は100％オーガニックに徹底されてから半年・1年と、どんどん体も心もよくなってくれた方です。

人間とハムスターの年齢換算表によりますと半年で28歳、1年半で52歳、2年で74歳、2年4ケ月で94歳でした。
2年半ですと100歳に近い年齢になります。