オーガニック　たま屋-●デジタル教科書●電磁波有害性の証拠

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オンラインショップ2025年1月に一部再スタート、4月以降にリニューアルします。

デジタル教科書

先日オンラインにて「GIGAスクール、デジタル教科書」についての勉強会がありました。
メディアでは報道されない貴重な情報ですので早く伝えたかったのですが、勉強会では深刻な内容が多く、電磁波の有害性の証拠となる論文もあり、まとめることが遅くなりました。

時間のある方でしたらYouTube配信があるので、そちらを見ることをお勧めします。
このブログ記事は、私個人のメモでまとめています。
最新の電磁波有害性の証拠が示されている山口みほさんの論文は、別記事で自身の見解も含めて紹介したいと考えています。

YouTube配信　GIGAスクールとデジタル教科書の問題点子どもたちの健康影響は？
↑クリックでYouTubeが開きます

電磁波については、5G・スマートメーター・スマートシティ・GIGAスクールなどの電磁波被ばく問題、さらには太陽光発電や風力発電の問題などもあります。
GIGAスクールは来年2024年から始まりますが、一般的にはメリットばかりでデメリットである電磁波被ばくが伝わっていません。

電磁波の影響を受けやすい小学生が、学校で1日中高周波の強い電磁波にさらされることになる「GIGAスクール、デジタル教科書」については、数年前から気になっていました。
「GIGAスクール」でWi-Fi（無線LAN）を繋げたままにするとは、電磁波に弱い人間にとっては正気の沙汰とは思えません。
生徒も教師も健康被害を受けて電磁波過敏症が増えて、社会問題になることは明らかです。

電磁波の有害性については、加藤やすこさんや山口みほさんや市民団体や個人などによる、今回の情報だけでもすでに十分な証拠があります。
電磁波に弱くない人でも職場や学校で強い電磁波を浴び続けることによって健康被害があることの実例や証拠が発表されています。
また、これらはお上の力により隠ぺいされているということを知る必要があります。

電磁波問題は、メディア報道されていないため多くの人が無関心です。
そのため電磁波の有害性の認知度は低く、メディアでは取り上げることができない問題のため原発より難しい問題かもしれません。

2009年に病気として認められている化学物質過敏症でさえ、一部の知人友人には冷ややかな対応をされます。
現在病気として国に認められていない電磁波過敏症は、今後も病気として認められる可能性は低く、電磁波の有害性の話などとてもできそうもない状況です。

しかし今私は、化学物質より電磁波の方が苦しいのです。
化学物質は環境と食生活からある程度は追い出しができていますが、電磁波はできないため逃げる方法しかありません。
社会生活を維持するために私は、休みの日は電磁波の影響が少ない海が前の家で過ごしています。

知人や友人に「そこまでする？」と驚かれますが、化学物質と同様に反応がある人間は原因物質を徹底（なるべくでは悪化します）しないと、最低限の生活ができなくなります。
責任がある仕事でなければセカンドハウスは持たずに労働を減らして静かに生活していたと思いますが、環境病（化学物質過敏症と電磁波過敏症）は今ほどよくなっていなかったことでしょう。

7年ほど前に生活環境の中の電磁波が強くなってきてから、今後仕事をどのような工夫で継続していこうか悩み、体がより楽な場所を試して候補地に宿泊をしました。
電磁波測定士2級の資格は、この判断をする上でもずいぶん役に立ちました。
化学物質と同じく電磁波も悪化させないために身を守るには、今までの失敗の経験と知識になります。

GIGAスクールとデジタル教科書の問題点
子どもたちの健康影響は？

2023年7月25日
主催：環境過敏症患者会「いのちの環境ネットワーク」　※クリックでHPが開きます
代表：加藤やすこ

6名による発表です。

1.加藤やすこ（環境ジャーナリスト）

小中学校の全学年で一人一台パソコンを使えるように整備している。デジタル教科書は、2020年度では6.2％、2021年度では35.9％。2024年度から本格導入が始まります。
電磁波被ばくが多いクラウド版はネットに接続しないと使えない。
ネット接続せずに使えるダウンロード版の購入費用は自治体負担となっています。

電磁波

〇電場と磁場を交互に作りながら空間を進む波のこと。周波数が高くなるほど、波長が短くなりエネルギーも強くなる。

〇テレビ、ラジオ、レーダー、携帯電話基地局スマホBluetooth、Wi-Fi。
これらは無線周波数電磁波でマイクロ波と呼ばれているのは携帯電話基地局、携帯電話の電磁波やスマホBluetooth、Wi-Fi。

〇最近の研究では有害な影響を起こす頃がわかってきましたが、通信会社やWHOや政治が癒着、有害性が伝えられていません。
電磁波の悪影響は、電磁波過敏症でなくても影響を受けます。

健康問題

〇電磁波過敏症を発症する。症状は、頭痛、めまい、耳鳴り、集中困難、記憶力低下、極度の疲労感、吐き気や嘔吐、下痢、尿意切迫、睡眠障害など。

〇イスラエルでは学校無線LANに反対して集団訴訟を起こしている。

〇北條祥子先生によると成人の電磁波過敏症は3.0～5.7％、同時に化学物質過敏症も80％の人が併発している。

〇超低周波磁場と無線周波数磁場は、国際がん研究機関の発がん評価では「発がん性の可能性があるかもしれない」とされている。
無線周波数電磁波の研究が長いスウェーデンのレナートハーデル博士らは「発がん性がある」「おそらく発がん性の可能性があるかもしれない」にすべきと批判している。

〇日本の電磁波被ばく指針値は世界でも、日本とアメリカがトップである。
図のICNIRP とはイクニルプ国際非電離放射線防護委員会という団体のこと。
国際的なガイドラインを作っていて、900を上限としています。
日本とアメリカは上限より電磁波被ばくが多い、ということです。CoEはCoE欧州評議会で、暫定値で将来的に0.01にするよう勧告している。

〇欧州科学技術選択評価委員会（STOA）は、2021年7月に『5Gの健康影響』を発表した。
マイクロ波は人に対しておそらく発がん性がある。男性の生殖の能力、女性の受胎能力、胚、胎児、新生児の発育にも悪影響がある。適切な研究が終わるまでは5Gを一時停止すること。

〇欧州科学技術選択評価委員会（STOA）の政策案、電磁波の少ない携帯電話の開発、現在の規制値を厳しくすること、学校・職場・住宅・公共施設に光回線を設置し基地局からの被ばくを最小限にする。
高齢者・子供・電磁波過敏症が集まる場所は「無線周波数電磁波の禁止区域」にすること。
タバコ対策の禁煙区域のように扱うこと。

〇アメリカのハーバード大学のマーサ・ヘルベルト博士らは、電磁波被ばくが自閉症スペクトラム障害（発達障害）に影響を与えている可能性を指摘。
妊娠中の母親が電磁波に被ばくすると、生理学的な機能不全を発症。
障害リスクが増える可能性がある。ほか。

〇2015年に学校無線LANをアップデートしてから、カリフォルニア州の教師が体調不良に。
電磁波対策を行うことをロサンゼルス統一学区（LAUSD）に求めたが拒否されて提訴。2021年教師が勝訴した。
Wi-Fiは病気になる可能性がある、と認められた最初の判決。

〇2009年日本に先駆けて無線LAN導入でパソコンを使った授業を行った韓国で、小学6年生に体調不良が確認されている。

〇OECD（student computers and Learning)の2012年の調査によると、PC導入率が高い国ほど成績が低下していることを発表。

〇文部科学省は障害のある子もない子も共に学ぶ、内閣府は障害者差別解消法を制定、労働法で安全配慮義務、がある。Wi-Fiを止めてもらえる配慮があることになる。

2.山口みほ（文学博士、元九州大学・久留米大学非常勤講師）

2018年（5年前）に携帯電波塔が建ってから電磁敏感（電磁波過敏症）になりました。

論文：「The EMF Medical Conference 2021について概観：電磁場の健康影響の拡大、その生物学的メカニズム、ノセボ効果ではないというエビデンス、及び対策」『臨床環境医学』 31(2):78-90, 2022(2023)
↑クリックで論文が開きます

電磁波の危険性について　国際医学学会及びEU議会議員の報告書より
※国際医学学会の30時間の動画をまとめて翻訳。これが日本臨床環境医学会の学術誌の査読にとおり「国際学会報告」として出版された内容。

山口さんの論文に使われている用語

・電磁場（EMF）

EMFの中に以下が含まれる。
・無線周波電磁波（RFR/高周波電磁波）
　ラジオ、テレビ、レーダー、スマートメーター、Wi-Fi、携帯電話、その他様々な放送・通信に用いられる。

・超低周波（ELF）
　身近な発生源としては、送電線、電気配線、電気機器、など。

・EMFはその他にもある。

なお、以下では主にRFRについて説明するが、無線接続、有線接続を問わず、電気機器や電気配線などからは「超低周波（ELF）」が出ており、健康影響があるので、それにも注意が必要。

Henry Lai’s Research Summaries. Bioinitiative 2012; (report updated -2022).　
https://bioinitiative.org/research-summaries/
(これらのパーセンテージ比較データについて、Lai博士と編集者: Cindy Sage氏より引用許可を得ています。以下の棒グラフはLai博士と Sage氏より許可を得て、Henry Lai’s Research Summaries のデータを元に山口が作成したものです。)
※この図は山口さんから送られてきたデータを使用しました。

〇米国小児科学会は2017年に、幼い子どものscreen time (スマホ、タブレット、コンピューター等のスクリーン機器の使用時間) が30分増す毎に表出性言語発達遅滞のリスクが４９％増加すると発表。
　　
〇The EMF Medical Conference 2021より　Nicholas Kardaras 博士が発表の中でJohn Hutton博士の研究を紹介。
3歳から5歳の子供について1日1時間以上デジタル画面のある機器を使った子供は、脳の白質の発達が遅れていることが判明しました。
　白質は言語、読み書き、認知能力の発達に大切な部分。

〇http://www.drkardaras.com/research.htmlより
Nicholas Kardaras博士:　
スクリーンテック（画面技術）は、ADHD、依存症、不安、うつ病、攻撃性の増大、さらには精神病などの障害と関連していると判明。
　とりわけ衝撃的なのは、最近の脳画像研究によって、過度のスクリーン（画面）曝露が、薬物中毒と同じように、発達途上の若者の脳に神経学的なダメージを与えることが決定的事実となったことです。
問題はデジタル画面だけではない。ワイヤレス危機から出る「無線周波電磁波（RFR高周波電磁波）」がすでに多大な健康影響をもたらしていることが明らかになり、世界中の科学者や医師が警告を発しています。
　これについてはメディアに政治的圧力がかかり、ほとんど報道されていません。
　「無線周波電磁波（RFR高周波電磁波）」と呼ばれる目に見えない電磁波は、ワイヤレス接続のパソコン、スマホ、スマートウォッチ、Bluetoothイヤホン、親子電話、Wi-Fiアクセスポイント、携帯基地局、スマートメーターなど、すべての無線接続の機器から放出されています。

〇低強度のRFRにより、身体組織が過熱されなくても、健康被害が出るのだが、これはRFRの非熱効果と呼ばれる。
非熱効果＝身体の組織が加熱されなくても出る影響のこと。
The EMF Medical Conference 2021よりCindy Lee Russell博士：
子どもは大人よりRFRの影響を受けやすい：子供の脳は発達中で傷つきやすい；頭蓋骨が薄く脳の水分量が多いためRFRを大人の2～5倍吸収する；子供の電磁場（EMF）曝露は記憶に影響を与える海馬や皮質や大脳基底核の脳細胞の損失を引き起こす可能性あり、ADHDが増加することも指摘されています。
　妊婦が日常的に磁場にさらされると流産のリスクが上がります。

〇Erica Mallery-Blythe博士（Founder and Director PHIRE - Physicians’ Health Initiative for Radiation and Environment , U.K)へのインタビュー番組より：
Wi-Fiによる酸化ストレスにより交感神経が高まったままになる、すると不安になります。不安感じない場合でも無意識のレベルで不安な状態になります。
　また、Wi-Fiによってメラトニンなどの抗酸化物質の体内生成が抑制されてしまう、すると修復　対　ダメージ　のバランスが崩れる、そして、ガン、頭痛、めまい、耳鳴り、行動障害、動悸、電磁波過敏症などが出ます。

〇学校の機器
有線にした場合：配線が面倒。（大人の都合）
無線にした場合：まず　記憶障害　行動障害　認知障害　が起きるリスク
後に　学習障害　癌　不妊　認知症　が起きるリスクがある。
対策：有線接続で使用する。有線接続をはずす場合は、機内モードで使う。

〇The EMF Medical Conference 2021より Russell博士：
電磁場（EMF）はミエリンにもダメージを与えます。電位依存性カルシウムチャンネルにもダメージがあります。

〇Avendaño C, Mata A, et al. Use of laptop computers connected to internet through Wi-Fi decreases human sperm motility and increases sperm DNA fragmentation.Fertil Steril ：
精子がWi-Fiによりダメージを受ける。人の精子をシャーレに入れてパソコンの下に置き、熱は加わらないようにして行った実験では、たった4時間でDNAがバラバラに切断されました。

〇Sage, C. and Burgio, E. (2017), Electromagnetic Fields, Pulsed Radiofrequency Radiation, and Epigenetics: How Wireless Technologies May Affect Childhood Development. Child Dev. ：
記憶力遅滞、学習障害、認知障害、注意障害、行動異常など、子どもの神経発達障害の症状は、電磁場（EMF）や無線周波電磁波（RFR高周波電磁波）への曝露で起こることが、数多くの科学的研究で報告されています。
エビジェネティックドライバーとDNA損傷の両方が関与しています。

〇(Electromagnetic Fields, Pulsed Radiofrequency Radiation, and Epigenetics: How Wireless Technologies May Affect Childhood Development
May 15th, 2017. Announcing a Special Section of Child Development. from © The Society for Research in Child Development, Inc.
Contemporary Mobile Technology and Child and Adolescent Development,
edited by Zheng Yan and Lennart Hardell, May 15, 2017
Article by Cindy Sage and Ernesto Burgio:
無線周波電磁波（RFR/高周波電磁波）被ばくはタバコ、水銀、鉛、フタル酸エステルなどの化学毒素による健康被害を悪化させる可能性があります。

〇The EMF Medical Conference 2021のPreconferenceよりDr. Magda Havas：
学校のWi-Fiは家庭のWi-Fiよりさらに危険です。何故ならWiFiがより強い、アクセスポイントが多い、使用者が多い、常時オンになっている、傍に他の人のパソコンやタブレットがある為。学校のそばの携帯基地局や学校のWi-Fiにさらされた場合、教師も生徒もストレスがたまり、身体、心、感情や行動に影響が出てきます。

〇The EMF Medical Conference 2021よりGunnar Heuser博士：
燃え上がり効果
動物実験で、非常に弱い電磁場（EMF）を一瞬、繰り返し浴びせても影響は見られないが、10回目あるいは20回目で突然発作を起こして倒れたりする事例があります。非常に小さい刺激が重なった後に発作が起こります。

〇EM（電磁）に敏感、または曝露した人
頭痛、失見当識、混乱、鬱を含む人格の変化、記憶障害や認知障害、実行機能やマルチタスクの障害、反応時間が遅い、ＡＤＤ（注意欠陥障害）、末梢神経障害（知覚神経、運動神経、自律神経）。さらなる症状として、聴覚障害や耳鳴りを含む耳の問題、粘膜や皮膚の炎症、息切れ、ＧＩ値の問題、性欲の低下、慢性疲労、慢性疼痛、老化の促進、その他様々なものがある。これらは心理的な問題ではなく、実際の問題です。

〇The EMF Medical Conference 2021　Russell博士：
カリフォルニア州の消防士の実例
消防署に携帯電波塔が設置されてから、消防士達は頭痛、激しい疲労、不眠、説明できない怒り、不安、深刻な記憶喪失など。
これらの消防士について、Heuser 博士の発表より：
彼らは元々健康状態良好の検査結果があったが、携帯電波塔が設置後に症状が出て、脳に異常が見られました。

〇The EMF Medical Conference 2021の複数の発表者より：
電磁場（EMF）曝露と化学物質曝露は、全く同じように作用して問題を起こし得ます。化学物質、EMF、病気など、様々な影響が積み重なっていくうちに、突然大きな症状が現れたりするのです。いつ、誰が発症してもおかしくありません。

〇電磁波の国際指針値が、実は危険であること
電磁波の国際指針値を決めているICNIRP （イクニルプ国際非電離放射線防護委員会）の誤った仮定「非熱効果による健康影響はない」――これは間違いである。
通信業界とそれを規制する立場の組織が癒着している。
無線周波電磁波（RFR/高周波電磁波）の非熱効果を明らかにする研究報告が増え続ける中、健康影響を認めない人達が国内外の政府や組織にいます。
・無線周波電磁波（RFR/高周波電磁波）の非熱効果を認める研究結果の方が圧倒的に多い。
・ICNIRP （イクニルプ/国際非電離放射線防護委員会）やWHO、その他の組織は通信業界と癒着しており、科学的エビデンスを無視し、少数派の研究結果だけをとりあげてRFRの非熱効果などを否定しています。
・時間平均した電力密度に基づくICNIRPのRFRへの曝露制限では安全を守れません。
故に「非熱効果の健康影響を認めない論文もあるのでバランスよく見れば影響なしと言える」とか「ICNIRPが安全と言っているから安全だ」という言い訳は、非論理的、非科学的です。

〇結論
・無線周波電磁波（RFR高周波電磁波）の非熱効果を認める研究結果の方が圧倒的に多い。
・ICNIRP （イクニルプ国際非電離放射線防護委員会）やWHO、その他の組織は通信業界と癒着しており、科学的エビデンスを無視し、少数派の研究結果だけをとりあげてRFRの非熱効果などを否定しています。
・時間平均した電力密度に基づくICNIRPのRFRへの曝露制限では安全を守れません。
・「非熱効果の健康影響を認めない論文もあるのでバランスよく見れば影響なしと言える」とか「ICNIRPが安全と言っているから安全だ」という言い訳は、非論理的、非科学的です。

7月１５日グラフ修正後 2023 発表用文章全体日本臨床環境医学学会学術集会山口みほ -コピー.pdf (ehtrust.org)
↑クリックで開きます

3. 中西泰子（こどもの学習環境を守る会）
学校で子どもたちに起きている被害の現状

私の子供は元気に学校に通っていますが、Wi-Fi環境下では頭痛などの症状があり、小学1年生の頃からWi-Fiアクセスポイントや先生のパソコンに防護布をかけて頂き、教室ではできるだけWi-Fiを使わずに授業を受けています。
有線であれば頭痛などの症状は出ないので、自宅ではデジタルドリルは有線で取り組んでいます。
来年度から導入されるデジタル教科書は常時強いWi-Fiにさらされるクラウド版だと伺い、体調が悪化して学校に通えなくなるのでは。
Wi-Fiによる頭痛やめまい記憶力低下、思考力低下などの症状を訴える子どもたちは全国にいます。ギガスクールが始まった4年前からWi-Fi影響で学校に行けない子供がいます。先生によるとギガスクールが始まってから、原因不明の体調不良のため保健室に行く子供が増えているとのこと。
電磁波の影響を知らない保護者も多い様子。
誰一人取り残さないインクルーシブ教育では、障害のある子もない子も共に学ぶとうたわれていますが、ギガスクールにより学ぶことに積極的な子どもたちが学校に行けなくなります。
ダウンロード版のデジタル教科書に変更してもらいたい。
ギガスクールで学校に行けなくなった子どもの電磁波症状は、いつもはちょうどいい風船の大きさから電磁波にさらされると風船が膨らんだようになり、クラクラして頭の側頭部が痛くなり、お腹が気持ち悪くなり、物が考えられなくなり、自分がなにをしたらいいのかわからなくなる、など。
ギガスクールのメリットばかりではなく、このようなデメリットも伝えてもらいたい。
体が成長過程である子どもたちへの影響、視力も含めた健康への影響も想定してもらいたい。
子どもは自分の体調の悪さを言葉でうまく表現することができません。
年齢が低ければなおさらで、親の私が電磁波過敏症であっため子ども言っていることがすぐにわかりました。
電磁波による症状は不定愁訴でわかりにくいです。

4.石黒貴子（クリエイター）
私と子どもに起きた症状

移転後、下の子どもが学校に行きたくない、鼻血や嘔吐、癇癪を起しました。
肌に赤味や痒みが出て皮膚科に行くようになりました。
さらに上の子も同じ症状が出てきました。
そして2022年夏、私も今まで使っていたノートパソコンを触った時に腕中にひどい蕁麻疹ができ、iPhone13でも使用時に手の甲に蕁麻疹が出るようになり、同時にうつ状態になり家で寝込むような日が続きました。
上の子はアトピーのような皮膚、肌の張りや輝きがなくなりました。
後からわかったことですが、計測器で測ってみると壁から常に100～200％前後の電波が生じていて、寝室では建物の携帯基地局からの高周波が高い時では1～1.5マイクロワットcm数値が常に出ていました。
Wi-Fiからは30㎝位のところから10～30マイクロワットcm出ていました。
高周波電磁波による影響だと気づいたのは電磁波の性質を学び、測定器をもつようになってからでした。
仕事で重い画像を扱う事が多いためクラウドで保存していたことも原因でした。
Wi-Fiをやめて有線LANを使い、スマホは外出時には基本的に機内モードにして高周波を徹底的にさけました。
症状がでてしまってからは、元にもどることができません。
治療が必要で病院に行っても理解されないため、電磁波の研究資料や論文などをまとめて資料を渡して診断や診察をしてもらっています。
このような過剰な酸化ストレスが受けやすい現代の環境に不安があります。
しかし学校では、電磁波の教育がないままでは困るので働きかけをしています。

5.東舞子（アナログメーターの在続を望む会）
学校Wi-Fi（無線LAN）の電磁波測定結果

私は電磁波過敏症と化学物質過敏症で、子供もまた過敏です。
学校の許可を得て2017年まだGIGAスクール前でタブレットのパソコンを持っているのは先生だけでした。
タブレットPCを使っていないとき0.0038マイクロワットcm、使用した時は0.01988マイクロワットcmでした。
教室の後ろの席では0.0012マイクロワッドμW/㎠。
アクセスポイントの一番近くで測った時は測定器が振り切れて測定不能となりました。
オーストリアの医師会が作った正常範囲が0.001マイクロワットcm以下としていますので、これは日本の高周波の規制の1000万分の1の強さです。
それでも私は反応がありました。
その後GIGAスクールが始まりましてタブレットを使う機会が増えました。
体や頭がチクチクしたりモヤモヤするので、個人で先生に交渉して対応してもらっています。
常時接続が増えると学校に通えなくなります。

6.竹田なお（元教員）
電磁波過敏症を発症した元教師のメッセージ

私は重度の電磁波過敏症です。
避難している山の中からパソコンを有線接続でつなぎアースを取り電磁波を遮るシールドクロスをまとい、目の焼けるような痛みにサングラスをかけて命がけで話しています。
子どもが大好きで教員をしていましたが病気で退職しました。
その後、自宅にいると脳が落ち着かず思考がまとまらず記憶力が劣り、不眠でした。
10年近く原因不明の紫のあざが体にでていました。
原因がどの病院に行ってもわからず、そのうち携帯やパソコンの光が眩しくて刺すように痛くなり、携帯を送受信するときにツーンと頭を締め付けるような頭痛。
それでも我慢していたら太陽の光も目に痛く眩しくなりました。
原因がわからないので、携帯も枕元に置いていました、無知でした。
そのうち携帯を触ると手に電流が走るようにしびれて湿疹がでてきました。
携帯基地局が近いことが原因だとわかり、夜逃げのように家から逃げました。
販売機や駅のアナウンスからビリビリ、電磁波が原因だ、とわかった時はもう手遅れでした。
その後さらに恐ろしい症状が出て、化学物質にも反応するようになりました。
合成洗剤で洗っていた服は近寄れなくなり、新しい服も化学物質の薬品で痒くなります。
インクも本も家具も壁紙も生活用品の全てが苦しくなりました。
食べ物は無添加や無農薬しか食べられず、持病の薬も飲めなくなりました。
シールドクロスをまとって、ほとんど人がいない山の中の建物でブレーカーを落とし、電気なしの真っ暗闇、冷暖房なし電話も敬愛も全くダメ、無農薬の食品の生活で、電気をつけられるまでに2年間、なんとか命をつなぎました。
山の中で必死に体を治し、少しずつよくなりましたがWi-Fiの電源がある所は今も入れません。
子どもにも教員にもよくない電磁波の環境の危険性を理解してください。

以上、6名の発言でした。

電磁波の情報

加藤やすこの著書
『スマートシティの脅威』
『再生可能エネルギーの問題点』
『電磁波による健康被害』
『新電磁波化学物質過敏症対策』

その他、分かりやすい電磁波の本
『知っておきたい身近な電磁波被ばく』

2023年8月20日

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電磁波　有害性の証拠

山口みほさんの電磁波について最新の論文は、電磁波の健康被害について証拠となる研究で注目すべきことを伝えていますので案内します。

論文：「The EMF Medical Conference 2021について概観：電磁場の健康影響の拡大、その生物学的メカニズム、ノセボ効果ではないというエビデンス、及び対策」『臨床環境医学』 31(2):78-90, 2022(2023)
山口みほ（文学博士、元九州大学・久留米大学非常勤講師）
↑クリックで論文が開きます

電磁波の危険性について　国際医学学会及びEU議会議員の報告書より
※国際医学学会の30時間の動画をまとめて翻訳。これが日本臨床環境医学会の学術誌の査読にとおり「国際学会報告」として出版された内容。

私個人の感想ですが。

2023年8月の最新の情報において、電磁波の有害性についての証拠は十分揃っている、ということに一番注目しました。
気のせいや心理要因にされがちな電磁波過敏症ですが、健康被害の証拠があるのであれば気後れする必要はありません。

電磁波過敏症も化学物質過敏症も生活や職場において電磁波と化学物質に関わっていることにより発症、または悪化するということ。
電磁波と化学物質は同じように作用し得るし、重なるとさらに重い症状が出たりし得るのです。

電磁波と化学物質は血液や心臓や脳に影響を与える他、不定愁訴のようなものから重大な疾患まで症状は多岐に渡り、作用の仕方が似ている事が、研究者の発表で明確にされていました。

天災（淡路大震災、東日本大震災など）や人災（職場環境、地下鉄サリン事件など）で、急激に電磁波や化学物質を被ばくして、電磁波過敏症や化学物質過敏症を発症した人。
私の周りにも生活環境や職場で、電磁波や化学物質を浴びつつけて、体調不良が出ていながら我慢を続けたことにより電磁波過敏症や化学物質過敏症を発症した人達が大勢います。

日本で電磁波の問題は、有害であることが全ての人に（個人にも医師にも）伝わっていません。
そして一部の民間団体の活動は跳ねのけられています。
経済活性化のために有害で無駄の多いWi-Fi（無線LAN）と5Gとスマートメーターが進められている、ということ。
その原因は、どこの国でも大手企業と研究者の一部や組織や政治家が癒着していることによるのでしょう。

論文の感想：藤田良美

2023年8月22日