電磁波による健康被害があることは、多くの人が実感していると思います。医学的見地からの電磁波の有害性については、ぜんそくや様々なアレルギー疾患が認められています。携帯電話のマイクロ波については、脳しゅようや白血病などの健康被害について、1万を超える学術論文が出ています。また、私のように化学物質過敏症ですと電磁波過敏症も併発しますので、電磁波対策は深刻です。
　電磁波とは、電場と磁場の波のことです。家電製品に発生する電磁波は、コンセントに差し込むと発生します。家電製品を使用していないときでスイッチを入れていなくても、電磁波が発生しますので、電磁波を避けたかったらコンセントを抜かなくてはなりません。
　電話・冷蔵庫・テレビ以外のものでしたら、コンセントを抜いておくことができそうです。では、家電製品を使わないときはコンセントを抜いて生活するようにしたら、電磁波から解放されて安心？と思うのですが、そうではないのです。
　現在の住環境である一戸建て・アパートマンションには、30年前の6倍！室内配線が増えました。便利な家電製品を使い続けた結果、コンセントの数は4倍ほど。ということは、壁や床に配線がはりめぐされていますので、私達は電気配線で囲まれたケージに住んでいるわけです。この室内配線から電磁波が出ており、木造住宅2階建ての2階部分の床には、電磁波が発生していることがとても多いそうです。
　鉄骨の住宅には、床からは電磁波がでないそうです。店主の自宅は鉄骨3階建てですので、床からは電磁波がでていないようですので、安心しました。地震対策として選んだ鉄骨住宅でしたが、床からの電磁波の心配がないことは得した気分です。

家電製品で多く電磁波が出ている順番は、
1.ホットカーペット
2.ノート型パソコン
3.電子レンジ
4.冷蔵庫
5.デスクトップパソコン
6.エアコン
7.電気毛布・電気ひざ掛け
8.家庭用ゲーム機
9.洗濯機
10.ドライヤー
11.液晶テレビ

　つまり台所には電磁波が強く出ています。簡易検査器で検査しますと、やはり女性が長く時間を過ごすキッチン周辺に電磁波が出ています。ドライヤーなどは短い時間の使用ですので、気にするほどではありません。
　最近の冷蔵庫は後ろや横をあけなくてもモノや家具がおけますが、50ｃｍ周辺までは電磁波がでていますので、壁を挟んですぐ後ろに座っていたり寝室であったりすると影響があります。店主は長年冷蔵庫の後ろに1枚板を挟んでいたところでいつも座っていました。検査器が鳴る位置でしたので、青ざめ、座る位置を変更しました。
　冷蔵庫にアース線をつけていますか？
台所には、必ずアース付きのコンセントがありますので、つけてないようでしたらアース線をつければ電磁波の心配はなくなります。1年以上前に買った冷蔵庫ですが、アース線は買ったときにはついていませんでした。メーカーに問い合わせたところ、オプション部品として300円で買うことができました。
　日本の住宅は、台所以外にアース線がありません。これが、電磁波漬けの住宅になってしまった、最大の問題点だそうです。

　今年の6月頃に車を変えてから「頭がしめつけられる」ことが多くなりました。モチロン新車ではありません。CS（化学物質過敏症）の人は新車には乗れませんので、3～4年ほど前の車です。
　脳梗塞か？くも膜下出血か？と、不安になりましたが精度の高いナビのGPSによる電磁波の影響であることが判明しました。
　カーナビの電磁波については深く考えたことはなく、今回車を買い換えたらついていて精度が高くて便利、という程度でした。私は電磁波に弱く、車は電磁波がでているので長時間の運転は苦手で30分以上は走らない努力をして生活してきました。
　車に15分以上乗っていると具合が悪くなってくるので、高周波も測ることのできる電磁波測定器を買って調べた所、運転席の足元周辺に電磁波が一番出ていました。助手席にもでていますが、運転席ほどではありません。運転席の天井部分にも電磁波が高く出ていました。
　そのようなことで、まずは運転席の下に車の電磁波をカットするシート（ドイツ製）をしきました。数字としては、ないよりは効果があるようです。それでも頭がしめつけられる感じはなくならないので「ナビか？」と。以前の車には、ナビがついていなかったのでポータブルナビを買って使っていました。車種はほぼ同じで、違うのはナビの種類です。
　ナビはオーディオ部分にはめこまれているタイプで車内配線のためディーラーでないと配線をはずすことができません。ディーラーに行き、ナビのGPSとテレビも（関係なさそうですがテレビは使わないこともあり）使えないように配線を外してもらいました。その後は、頭がしめつけられるような不快感がなくなりましたので、電磁波の原因はナビ！ということが判明しました。今は以前の車を運転していたときと同じ程度の乗り心地になりました。
　ポータブルナビと比較するとずいぶん正確で便利でしたが、その高性能なナビには電磁波が多く出ているので私のような電磁波過敏症レベルの人は、シガーソケットに接続するポータブルナビの方がよいのですね。以前の車のポータブルナビ、捨てなくてよかったです。現在はポータブルナビは必要な時だけシガーソケットに接続して使っています。
　最近主流となっているオーディオ部分にはめこまれている「インダッシュタイプ」の据え置きカーナビは、電磁波過敏症の人には使えない、ということです。「車の電磁波で体調不良になった」ということを電磁波に弱い方からよく聞きますが、車の電磁波より精度の高い「据え置きタイプのカーナビ」の影響の方が強いのかもしれません。

2018.12.9

 スマートメーター

　年々生活圏内の電磁波が強くなっています。私の住む環境は、5年位前から大きく変わり、新築の家が急に5件ほど増えオール電化の家が増えました。新築の工事が進んでいる期間、有害なFRPの悪臭に苦しみました。さらには、電力会社が各家にスマートメーター（電力使用量を無線通信で検針する）を取り付けるようになりました。

　各家庭や会社関係のWiFiも年々強力になっています。最近WiFiが壊れたので買いにいきましたが、8年前のWiFiと比較するとかなり強力になっている上に、設定するときに外部からWiFiの数字がたくさん入ってきているのでびっくりしました。一番弱いものを買いましたが、それでもクラクラする強さですので、使わない時はWiFiの電源切っています。また、無線ではなく、ケーブルでパソコンに繋げて使っています。　　　　　　　　　パソコンはディスクトップはやめて、充電時間が長いノートパソコンにかえました。ノートパソコンは電源を抜いて使用すると、電磁波の影響を抑えられます。パソコン使用時間を短くしているので、ブログ書く時間も以前より減りました・・・。

※スマートメーターを切ってもらっている状態

　お店のお客様とお話ししていますと、電磁波過敏症気味なのにスマートメーター知らない、という方、結構いました。スマートメーターは今現在では人体の安全性が確認されていませんので、電力会社に連絡して切ってもらうことができます。（アナログで検針）
　私の家とお店のスマートメーターは止めてもらっていますが、それでも電磁波測定器で測定しますと警告音が揺れるほど強い高周波がでています。2022年までに全世帯にスマートメーターが取り付けられる予定とのこと。国策ですので、どこまで拒否できるかわかりませんが、まだ数年は個人でスマートメーターの使用を止めてもらうことはできる様子です。

　電磁波に弱い、と感じている方は、いつまで拒否できるかわかりませんが止めてもらって、従来の電力使用量を確認するアナログ方法でお願いするとよいです。

2018.10.15

営業日／第2第4　月・火・水・木曜日

駐車場／2台

※定休日以外に、臨時休業あります。