オーガニック　たま屋-●「N95」マスク ●香害

無添加、遺伝子組み換えなし、放射能検査済、自然栽培・無農薬・有機栽培、を揃えています。

オーガニックのコットンやスキンケアも揃う自然食品の専門店です。

店舗では、お得なオーガニック商品を多彩に取り揃えています。

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関東・信越・東海・関西・北陸地方／￥1,160、四国・九州・北東北／￥1,400、中国・南東北／￥1,280、北海道本土／￥1,760、沖縄、全国の離島（ゆうパック）￥1,800 代引不可。　

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オンラインショップ2025年1月に一部再スタート、4月以降にリニューアルします。

「N95」マスク

新型コロナウィルスの大きさは0.1μｍ（マイクロメートル）。
一般に売っているマスクですとせいぜい「PM2.5」までのため2.5μｍの大きさまでしか使えません。0.1μｍですと「N95」タイプのマスクでないと防御できないそうです。
しかし、マスクをしている方が防御はできるとのこと。
究極的には、体の免疫力が強いのが一番ですね。

アレルギー体質の方がよく使うガーゼやオーガニックコットンのマスクでは、化学物質過敏症の人は特に気をつけなくてはいけないPM2.5を防ぐことはできないです。
一瞬苦手な化学物質のニオイが流れてきたときに防ぐことはできますが、布性のマスクは数字で判断するとホコリが多い時程度に利用する、と考えて利用した方がよさそうです。

化学物質に弱い人は、PM2.5対応の使い捨てマスクがよいのですが、メーカーによってニオイがあり使える銘柄を見つけるのに苦労するかもしれません。
私もいつも使っている使い捨てマスクがありますが、新型コロナが発生してからずっと売り切れ状態です。残りが少ないので不安です。「PM2.5」と「黄砂」は今の季節多く舞っている季節ですので、化学物質過敏症の方は要注意。

トレーニングジムに行くとき、体調が良くない時はマスクしながら運動しています。
1時間ほどトレーニングした後のマスク、マイクロカプセル（消臭剤や柔軟剤などの香害の原材料のこと）がかなりついているようでニオイがつきます。
マイクロカプセルがPM2.5より大きいので、PM2.5対応のマスクが「香害」でセーブしてくれていることを実感します。
が、衣類に香りがつくこともあります。
これ以上「香害」がつよくなると、25年通っているジムも行けなくなるかも、です。

災害が起きたときに、化学物質過敏症の人のために置いてある「N95」のマスクが全部売れるので、なぜだ？と思っていました。
「N95」タイプのマスクもメーカーによりニオイがあるので、複数試した中でも自分が使えるものを選んでお店で販売しています。個人差があるので、店主が使えても使えない人もいるかもしれませんけれど。「N95」タイプのマスクは価格ではニオイの判断はできないです、性能が高くなるとニオイが強かったです。

以前、近所で火事があったときに驚くほど苦しくて火事の時に煙で「人が死ぬ」ということを実感したときがありました。
それ以降、化学物質過敏症の人は一般の人より影響が大きいので常時1枚「N95」を持つように勧めています。
今回新型コロナの影響で全部売り切れてしまいましたが、入荷ができるようになりましたら、お知らせします。

CSの人におすすめ本：
柳沢幸雄・石川哲・宮田幹夫『化学物質過敏症』
古庄弘枝『マイクロカプセル香害』
古庄弘枝『香害（化学物質汚染）から身を守る』
三好基晴『危ない化学物質から身を守る』
足立和郎『化学物質過敏症を工夫でのりきる』
大森隆史『「重金属」体内汚染の真実 ―ほんとうのデトックスのすすめ』
井田徹治『有害化学物質の話』

2020.2.29

香害

「香害」という言葉が広まり、化学物質過敏症（以下CS）という症状が、以前より理解されつつある今日この頃です。

建材や家具や雑貨の化学物質にも苦しみますが、洗浄剤などの香料でCSは益々体調を崩しています。
洗浄剤や洗剤の香料のニオイが強くなってきたのは3～5年ほど前からです。
これらのニオイが強くなることよりCSになる手前、という人が増えてきたのではないでしょうか。

このしつこいニオイはマイクロカプセルで、大きさはPN2.5より少し大きい。
マイクロカプセルの原材料ですが、カプセルにはプラスチックが使われています。カプセルの中には化学香料以外に有害物質であるホルムアルデヒドとイソシアネートが入っていて、香りが長続きします。
これらの柔軟剤・制汗剤・消臭剤・芳香剤を家庭で使っていると、室内にある全ての荷物にもニオイがうつります。ビニール袋1枚にもニオイがつきますから、職場の人や友人に会いますとその方達が自宅から持ってきた荷物一つ一つにもCSの人は反応して苦しいのです。
私はトレーニングジムに毎週通っていますが、バスルームに行って荷物を置くと他の方の香料が私の荷物にうつってきます
日々このマイクロカプセルの威力に悩まされます。

参考：古庄弘枝『マイクロカプセル香害』

↑マイクロカプセルの働き

引用：新潟大学工学部、複合微粒子研究室マイクロカプセルhpより

この「香りの社会問題」について第一テレビでインタビューを受けましたので、近日放映される予定です。

ちょうど12年以上前、アメリカのニューヨーク州のマンハッタンの美術学校に短期留学していた時に、今の日本と同じことが起きていました。ブルックリンに住んでいたのですが、地下鉄まで歩いている間に、洗浄剤のニオイがきつかったのを記憶しています。その頃は今ほど化学物質に弱くなかったので過ごせていました。
デザインやアートのNYの流行は現在2年で追いついている日本ですが、社会毒問題は10年遅れてきているようです。

20203.4